〜影のプロローグ〜


深い闇に堕ちたとき
気づけば"影"は世界にいた
もう見飽きた風景。

血と肉を失う代わりに多くを手に入れ、守った
だが失えなかった、その「心」と「影」を
器を形作ることの無い中身は、よりどころを求め無様に地に斃れる
何一つ為すことの出来ぬ「影」ができるのは
自分の”意思を伝える”ということだけ。
だが「影」が存在できるのは深い「闇」の中


消え方も知らぬ"影"は闇を這い
「心」を磨耗し、「世界」を呪う
そして出会うのだ、ともに歩む"天使"と・・・

by 40

Copyright (C) 2012-2013 INFINITE EMOTION, All Rights Reserved.