〜草原のお話〜
深い闇から飛び出して
みずから”二人”は世界に出た。
これから見る風景
ひとつひとつの言葉は世界に色を
ひとつひとつの感触は世界に形を
与え、得ながら広がっていく自分達の世界
何一つ持たない「二人」がわかっているのは
二人が”自分だけでは何もできない”ということだけ
天使は歩く、緑の草原を。影は示す柔らかな土を。
彼女は影を受け入れ、影は彼女を導くだろう
そして出会うのだ、誰かの物語と、”自分”達の物語と・・・
by 40
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